名作自己流テクニック集



名作と呼ばれるアクションゲームの真髄はクリアした時の達成感にある!

一度クリアし、封印されてしまって二度とやらないゲームもあれば、何度クリアしても

最初からやりたくなる脳内麻薬的なゲームも存在した。そういうアクションゲームには自己流の

テクニックをあみ出せそうな可能性を秘めている事が多かった。

また限られた少量容量スペックの中で演出面にこだわっていた作品。

今、そのまま登場しても通用しそうな斬新な作品。などの

やりこむほど味のあった作品をこのコーナーでは紹介していきたいと思う。


数ある名作を生み出したファミコン
FC互換機 2004
今の時代家庭用ゲームといえば
ビデオ端子入力が主流だが
当時はテレビ自体にビデオ端子
入力(黄色、白、赤の差込口)
など無くテレビ背面に白い変換機
を取り付け本体と繋げていた。
イジェクトボタンが芯のみと
コントローラー1のすり減り具合
を見れば相当やりこんだ代物
だと想像がつくであろう
ソフトさえあれば今の時代でも
名作ゲームをTVで遊べることが
出来る。最新ハードゲームの
面白さとは違った感覚を
味わえるはずだ。
単純操作の中に奥深い何かを
感じ取ることが出来たら
とりこになること間違いなし!
古き良きゲームを体験してみては
いかがだろうか?


第1回

ヒットラーの復活




このゲームの攻略の鍵は何と言ってもいかにワーヤーをうまく操れるかという点である。一般の

アクションゲームと違いジャンプボタンが存在しないので、すべてワイヤーでぶら下がった反動で

障害を乗り越えなければならないのだ。その特異な操作ゆえに初めてプレーした時はついつい

ジャンプボタンのつもりでワイヤーボタンを押してしまうこともあり全然先に進めない状況が続いた

が、慣れると思い通りに驚くほどスピーディーに移動出来るようになるのである。


基本操作方法

    Aボタン・・・・ななめ上(向いている方向)にワイヤーを伸ばす

Aボタン+十字ボタン左右・・・・横にワイヤーを伸ばす

Aボタン+十字ボタン上・・・・真上にワイヤーを伸ばす

Bボタン・・・・武器発射                  

セレクトボタン・・・・地図                  

スタートボタン・・・・アイテムの使用           

Aボタン+Bボタン+スタートボタン・・・・エリア離脱 


*ワイヤーを引っ掛けた状態で十字ボタン左(右)を一回押すと振り子のようにぶらさがる


ワイヤーぶら下がり時


十字ボタン下・・・・ワイヤーを切る           

十字ボタン左右・・・・振り子の頂点でワイヤーを切る

Aボタン・・・・ワイヤーを縮める           


移動テクニック編


@ ワイヤーを切る(十字ボタン下)


基本的にはワイヤーの引っ掛ける距離が長いほど遠くに飛べるが、それだけではないのがこの

ゲームの面白いところ。ワイヤーを自分で任意に切ることにより飛距離を調整出来るのである。

空中でワイヤーを切り、新たにワイヤーを伸ばす。この繰り返しでグングン遠くに移動が可能

なのだ。ここで注意したいのが次にワイヤーを伸ばした時とどく範囲を感覚的に覚えなければ

ならないこと。ワイヤーを切るタイミングがのちの攻略に非常に重要性があるので

このテクニックはマスターしておきたいところ。



A 足元にぶら下がる


足場を踏み外して落ちた!と思った時、自分の立っていた場所に目掛けて(進行方向と逆に)

Aボタンを押しワイヤーを伸ばしてみると生存する確率が高い。というかわざと足場を踏み外して

立っていた足元にワイヤーを引っ掛けその反動を利用して進行方向に進むというテクニックは

このゲームには基本中の基本。この時注意したいのが十字ボタンをニュートラルの状態でAボタン

を押す事と、ぶら下がった状態でAボタンを押さないこと(ワイヤーが縮まってしまい後が厄介)

である。



B 壁にぶつかった反動を利用する


これもよく使うテクニックのひとつ。ワイヤーを引っ掛けた後、わざと壁にぶつかりその跳ね返りを

利用して天井につかまる。この場合ななめ上にワイヤーを伸ばすより真上に向かってワイヤーを

伸ばした方が確実につかまることが出来る。後半のステージではこのテクニックを使うことによって

普通では届かない場所までワイヤーを引っ掛けることが出来便利。マスターしておきたいところ。



C 真横にワイヤーを引っ掛けぶら下がる


そんなに使用するテクニックではないが、知っていると意外と楽。立った状態、またはしゃがんだ

状態で真横に引っ掛けられる場所がある場合、左右の十字キーを入れながらワイヤーを引っ掛け

た後、十字キーをニュートラルの状態でAボタンを1回だけ押すことによりそこにぶら下がることが

できる。



D 鉄球の跳ね返り


先のステージに進むと鉄球が転がってくるステージに遭遇する。鉄球は普通の鉄球

とトゲのある鉄球の2種類がありトゲつきはダメージを受けてしまうが普通の鉄球は弾かれる

だけでダメージを受けない。弾かれる法則は決まっているのであらかじめ後を向いた状態で弾か

れると先に進むことが出来る。



E 通信出来る部屋


入り口の扉を開ける為に必ず交信しなければならないこと以外は、ある意味

チェックポイント的な存在である。入った時点でそこまでセーブしたと考えた方がいい。



攻撃、防御、テクニック編



@ ワイヤーで敵の通常弾を弾く


意外と気付かないのが敵兵の通常弾はワイヤーで弾いて無効にすることが出来るのである。

弾をしゃがんでよけた方が手っ取り早いが、いざという時に使える。



A ロケット砲を常時装備


このゲームではロケット砲さえ装備していれば天下無敵。各エリアのラストにある動力装置を

3、4発で破壊することが出来、ザコを相手にする手間が省ける。また、特殊な武器でないと壊せない

壁のあるエリアも特殊武器で壁を壊したのち、一時ステージ離脱(Aボタン+Bボタン+スタート

ボタン)ロケット砲を装備し直してそのエリアを再度進入することにより有利な展開に持ち込める

はずだ。



B 上にいる敵兵をワイヤーで突っついて落とす


上に登りたいけど敵兵がうろついていて進めないでいる時使えるテクニック。下からワイヤーで

突っついて落っことしてしまおう。自分の向いている方向によって敵兵を弾く方向が変わるので注意。

応用編として小型へりに乗る兵隊、空中を舞う 蛾 などもひるませることが出来る。



C 敵兵を踏み台にする


下でうろうろしている敵兵は上から踏みつけて先へ進もう。途中で手に入るアイアンブーツを装備して

いると倒すことが出来るのでなおさら有効。移動手段は一つではないのである。



D アイアンブーツを装備し移動するついでに敵兵を倒す


初級者にはブーツよりくすりの装備がお薦めだが、ある程度上達するとブーツは意外と使えるアイテム

ワイヤーにぶら下がって振り子の時、敵兵がブーツに触れただけで倒せてしまう。自己満足の世界だが

爽快感を味わえる。ザバッ!って音が癖になる。大男も瞬時に消える。



E 背中にワイヤーを装備している敵兵が邪魔で倒せない


後半ステージで登場する背中にワイヤーを背負ったすばしっこい敵兵。こちらが弾を打つと

天井にへばりつき、こちらが天井にへばりついて弾を打つと足を地面につけてよける。

ジョー専用マシンガンやワイド砲ならラクに倒せるが通常のライフルやロケット砲は意外とやっかい。

倒し方は、こちらが天井にへばりつきワーヤーを切ると同時に弾を撃つ。だいたい天井と地面の

真ん中に弾を放つので敵兵もワイヤーを切る行動に反応して天井にへばりつこうとするので

タイミングよく当たる。



F 防具をまとった大男を倒す


動力装置の前で立ちはだかる防具をまとった大男。体力が異様にあり大概の場合無視して

動力装置本体を倒した方が早いが、この大男も背中にワイヤーを背負ったすばしっこい敵兵の倒し方

と同様のやり方を数回繰り返すだけで倒すことが出来る。ただ当たり判定がシビアなので

弾かれてしまうことが多い。また正面に立っているとワイヤーをだして攻撃を食らってしまうので

注意が必要。



行き詰まった時のテクニック



@ 登れない天井でワイヤーを縮めてしまって身動き出来ない


ワイヤーを切ると同時に十字ボタンニュートラル状態でAボタンで再度ワイヤーを出し体制を立て直す

この時、ワイヤーを出す角度(約45度)で引っかかる確率の高そうな場所の方を向いているといい

壁に近い場所では思い切って壁にぶち当たるようにワイヤーを出しその跳ね返った反動を利用して

体制を立て直すという手もある。


A 狭い場所を通りたいがトゲが出ていて先に進めない


主にゴミ処理場のステージ9や難関のステージ10で遭遇するが、ゴミ処理場ではトロッコの

後部にしゃがみながらワイヤーを引っ掛け、そのまま引きずられるように行くと対処できる。同じく

ステージ10では赤い液体にしゃがみながら流されるとOKだがワイヤーをひっかけて流された

体を止めるということをしなければならない。トゲギリギリの所でワイヤーを出すのも手。


B 超難関ステージ10,11,12で行き詰まる


エリア10

エリア10での超難関といえば通信の出来る部屋を出た先。左右に動く短い床にうまく乗れるか

乗れないかでかなり苦戦する。通信室でのチェックポイントは必ずやっておいた方がいい

(通信室に入ると死んでも再スタートはそこからになる)通信室を出た瞬間から約3秒後に飛び乗る

と丁度いいタイミングで左右に動く短い床に乗れる(だが、ほとんど感覚で飛ぶしかない)



エリア11

エリア11での超難関場所といえばやはり通信室の出た後からボスの部屋に入るまでの綱渡り

である。ワイヤーを切り再度ワイヤーを出すタイミングが非常に難しい。このエリアではくすりを

装備しておくといい。ワイヤーを切った後、斜め45度の角度で次のワイヤーを引っ掛ける場所を

瞬時に把握して(ワイヤーのとどく範囲も)おかなければならない。ボスの部屋に入る直前の炎

の海に落ちたら進行方向と逆に向くと弾かれる方向が進行方向なのでくすりをうまく使って

たどり着けることもある。今まで習得したテクニックが要求される。


エリア12

エリア12はあらゆるテクニックが要求されるが、エリア10、11をクリアしてきた者はさほど

難しくないだろう。しいてあげれば、ヒットラーの復元されている部屋にたどりつくまでのトゲが

下から突き出ている長くて狭い通路、巨大レーザー装置、最後のコクピットへの一撃

などが挙げられる。トゲが下から突き出ている長くて狭い通路は連続4〜5回綱渡りをすれば

OK。落ちてもくすりで対応できる。巨大レーザー装置は炎に気をつけながら真下から登ってコアを

数回打てばなんなくクリアできる。(ただしロケット砲装着時)コクピットへの一撃はタイミングが

問題。通の人は2段目のトゲの出ている床にわざと落ちるようにダイブし、トゲのダメージを

食らってはじかれたところを振り向きざまコクピットを狙うという曲芸技もできる。



短時間クリアへのテクニック (上級)



かなりやりこんでいた人は30分前後でクリア出来るようになるはず。

当然コンティニューとは無縁の世界。短時間クリアへのテクニックを紹介しよう。



@ 敵との遭遇回数を減らす


かなりやりこむとトラックの移動ルートが見えてくる。遭遇しないルートを移動することが

最短クリアへの道。不思議なことにストーリー通りに進むと全然遭遇しないようになっているのだ



A クリアしなくても良いエリアがある


重要なエリアだけを進めばクリアしなくても良いエリアがある。そのエリアを見分けることが

最短クリアへの道である。



B エリア離脱を有効に使う


本来ギブアップ用にあるエリア離脱を有効に使うことによって最短時間クリアへとつながる。

中立エリアで手に入る通信機などを入手した後や特殊武器で壁を壊した後が有効。



C 会話を飛ばす


閉まっている扉を開ける交信以外の会話は飛ばすことが時間短縮につながる。話しかけてくる

仲間にも触れないようにする。ただし最後の最後に登場する武器を受け取る会話は必要。

見た目は同じでも威力が違うのだ(普通のロケット弾では当たっても破壊不可能なのである)



D ショートカットを使う


何も道どおりに進まなくてもワイヤーのテクニック次第でショートカットを使える場面が意外と

存在する。エリア3の1UPが2つ並んでいる物が取れれば同じ原理で応用できる。



E 各エリアの最後は破壊最優先



ザコを相手していたらキリがないので動力装置のみ破壊する。かなり早い時間縮まる。

もちろんロケット砲装備が基本。



これらを駆使して30分の壁を破ってほしい。きみへの活躍をきたいする!




このテクニックはほんの一部ですがこの超難関ゲームを是非とも再チャレンジしてエンディングまで

たどりついて欲しいものです。きっと苦労しただけの感動が戻ってくること間違いなしと思います!

最近のゲームに100歩譲っても引けを取らない斬新な傑作アクションゲームは

このゲームをクリアした古きオールドゲームファンによって永く語り継がれていくだろう。



第2回

マイクタイソンパンチアウト



ファミコン本家任天堂ならではの個性的なキャラクター、小さな体で大きな相手を倒す爽快感は

数あるファミコンスポーツゲームの中でも郡を抜いた作品ではないでしょうか?

このゲームの攻略の鍵は相手の攻撃パターン、癖を読み、そこをたたくことに隠されている。


基本操作方法

攻撃

Aボタン・・・・・・右ボディーブロー

Bボタン・・・・・・左ボディーブロー

コントローラー上ボタン+Aボタン・・・・・・右ストレート

コントローラー上ボタン+Bボタン・・・・・・左ストレート

startボタン・・・・・アッパーカット(必殺技)

防御

コントローラー右ボタン・・・・・・右スウェイ

コントローラー左ボタン・・・・・・左スウェイ

コントローラー下ボタン・・・・・・・・ブロック

コントローラー下ボタン2回・・・ダッキング

コントローラー上ボタン・・・・上段構え

コントローラーニュートラル・・・・中段構え



*インターバル時、一回のみ セレクトボタンで体力回復
 


基本テクニック編



@ 身をかわして攻撃

基本的にはどのキャラクターも相手の攻撃をかわした後から連打を叩き込める。相手が
光った瞬間、もしくは何らかのアクションをした後が攻撃してくる合図なのでそのパンチを
スウェイまたはダッキングでかわしてパンチを打ち込む。連打が決まるはずだ。



A スウェイした後の立ち上がり

相手のパンチを右(左)スウェイでかわした後、コントローラーの上を押すことにより、すば
やくパンチを打てる体制になる。最初の1発が早いほど多い回数パンチを叩き込める。



B ★(必殺技)を有効に使う

相手に意表をつくパンチが当たると★がストックされる。★のストックは最大3つでstartボ
タンを押すことにより必殺技のアッパーカットを打つことが可能になる。基本的にはパンチ
連打の最後の1発に打ち込むと効果的である。



C KOで勝てそうにない時

基本的に KO勝ち TKO勝ち 判定勝ち の3種類の勝ちパターンがあるがKO勝ちが
出来そうにない場合、次のラウンドを有利に進める為にラウンド最後の相手の体力を極
限まで減らせておくと次のラウンドのTKO狙いが有効だ。



D インターバルの体力回復

ラウンド間のインターバル時に一回だけセレクトボタンで体力を回復することが出来る。次
のラウンドで勝負決着を決めたい時、使用すると効果的である。体力が満タンの時に使
用するとハンデとして体力を半分減らして戦う事になるので注意が必要。 



攻撃、防御、テクニック編



@ フェイント攻撃

コントローラーの上を押すと上段構えになり相手もそれにつられて上段に構える。それを利用
してボディーブローを叩き込むというテクニック。コントローラーの上を押し相手が上に構えると
同時にコントローラーニュートラルの状態に戻しすばやくAまたはBボタン(右(左)ボディーブロ
ー)を押すと決まる。



A カウンター攻撃

キャラクターによっては一度後ろに下がり得意技を使ってくる相手がいる。その時踏み出してく
る足にあわせてパンチを放つとカウンター攻撃になり★が入手されたり1発KOを狙う事も出来
る。



B 小競り合い

基本的な攻撃パターンとして相手の攻撃を待ち、かわしてから攻撃にうつるのが普通だがこち
らからしかけて相手のパンチを誘い、かわしてパンチを打ち込む戦法がある。1発しか入らない
時もあるが小競り合いでポイントを稼ぐのもテクニックのひとつ。運が良ければ★が手に入る。



C ★を出す意表をつく攻撃を狙う

攻撃パターンが読めてくると次にどんな技をしかけてくるか予想がつく。そこをカウンターで打
つと★の出る確率が高い。ボディーブローが狙い目。またフェイント攻撃を決めると★が入手出
来ることが多い。★が出るとポイントも加算されるので判定の時、有効である。



D スウェイ、ブロック、ダッキング 

相手のパンチをかわす方法として スウェイ、ブロック、ダッキング があるが、スウェイは相手
のパンチの左右に関係なく左右どちらでかわしてもかわすことが出来る。ブロックはパンチを受
け止めた後、反撃すると★が入手出来ることが多い。ダッキングはまず使うことはない。自己
満足的なよけ方である。  
 


短時間KOへのテクニック編



@ 相手の攻撃パターンを読む

かわして打つの繰り返しでだいたいの相手は倒せるが、その相手にとって有効な倒し方
が存在するので★(アッパーカット)の使い方が短時間KOへの道である。



A ラウンド内で倒せそうになかったら次のラウンドに持ち込む

後半の相手になると1ラウンドKO勝ちを狙うのが難しくなってくる。その場合ラウンド終了
間際に倒してしまうのを我慢して次ラウンド序盤でダウンを奪えるように相手の体力を極限
まで減らしておくとTKOを狙いやすくなる。



B ハートマーク(気力)の数に気を付ける

ハートマークが0になるとパンチが打てなくなってしまい相手の攻撃をかわさない限り気力
が上がらない。ハートマークの数に気をつけて余裕があればフェイントやカウンター、小競
り合いを多様することが最短時間KOへの道。



C スウェイ後の体制の復活を早める

基本だがパンチが8発入るのと6発入るのでは微妙な差だが積み重ねであとあと減り具
合が変わってくる。時短KOを狙うなら最後の一発にアッパーカットが決まるようにするといい



上級テクニック編



@ グラスジョーを42秒でKO

ご存知だろうか?最初の相手グラスジョーは、たった1発のパンチのみでKO勝ち出来る
ということを。何も手を出さないと1R39秒に一旦後に下がり挑発したあと得意技の右フッ
クをしかけてくる。踏み出してくると同時にカウンターパンチを絶妙なタイミングで当てると
1発のパンチのみでKO勝ちが出来る。少しでもタイミングが狂うと1秒で立ち上がってくる
ので、なかなか玄人好みのKO狙いである。



A KOせずにポイントをどれだけ稼げるか得点を競う

ある程度慣れてくるとワンパターンの勝ち方になり面白くない。そこでどれだけ高ポイント
で判定までもちこみ勝てるかを狙ってみるのも面白い。いかに★をゲットしてダウンさせな
いようにポイントを稼ぐかが鍵。タイトル防衛戦やキャラクターによっては判定では勝てな
い相手もいるので注意。



B TKOではなくKO勝ちを狙う

3ノックダウンのTKO勝ちではなく10カウントKO勝ちを狙う。すべてのキャラクターでKO
勝ち出来るはずなのでチャレンジしてみるのも面白いかもしれない。意外と難しい。ちな
みにタイソンもKO勝ち出来ます。



C 突進をアッパーカットでカウンター

ピストン本田戦で一旦後に下がり突進してくる攻撃をタイミングよくストレートパンチのカウ
ンターを当てるのは容易だがタイミングをあわせて必殺技(アッパーカット)でカウンターを
当てるのはなかなか玄人好みの技である。



D クロスカウンターを狙う

これは難しい!相手と自分の体力を極限まで減らし、あと1発でどちらもダウンという状況
にし、相手と同時にパンチを出すと2人ともパンチを食らったモーションになるがダメージは
こっちが受けてしまいダウンさせられてしまう。絶妙なタイミングでボディーブローを出すと
出来る。しかし出来たところで何のメリットもないのが残念!ダブルKOはさすがに存在し
なかったか・・・ホンダ戦ではアッパーカットでも出来る時がある



E ボディーブローでダウンを狙う

ソーダポピンスキー及びスーパーマッチョマンの大型キャラをフェイントを交えてボディーブ
ローでダウンを狙ってみよう!めったに見れない倒れ方が見れるはず。まさに上級技。



F 巧みにパンチをかわす

スーパーマッチョマンの連続回転パンチを左右スウェイに加えダッキングでかわしてみる。
なかなかのテクニシャンだと思わせる自己満足的な上級技だが、連続回転パンチ中に何
回ダッキング出来るかがこのゲームの上級者レベルの度合いだといっても過言ではない
だろう。チャレンジしてみてはいかがだろうか? 


ここに挙げたテクニックはほんの一部ですが、小さな体で大きな相手を豪快に倒す

爽快感は以後に登場した如何なるボクシングゲームよりも勝る傑作ゲームといえよう。



第3回

ファイナルミッション

発売元 ナツメ
開発元 ナツメ

海外タイトル S.C.A.T(Special.Cybernetic.Attack.Team.)

海外タイトル Action in New York                 




万人からみて名作と呼べるかどうかは定かではないが、あえてこのゲームを

名作と言わせてもらおう。とにかく激ムズシューティング!!

しかし当時としては、戦艦の大きさやレーザー抱、オプションなどが

他のシューティングゲームに比べて迫力あり破壊した時の手ごたえ

クリアした時の爽快感、他にはない世界観は味わうことが出来た。


基本操作方法


    Aボタン・・・・オプションロック&解除              

Bボタン・・・・武器発射                  

十字ボタン・・・・移動                    


*オプションは前後に動くことにより位置を変えることが出来、Aボタンで固定 


アイテム


スピードアップ


レーザー砲


ワイド砲


ボム
 


テクニック


@ 忍耐力

このシューティング体力ゲージ制であるため全部なくなったら即ゲームオーバー

しかしコンティニューはあるので忍耐力との戦いだ。オプションは上下ひとつずつ

標準装備となっているのでその調整角度によって有利に進められるかが決まる



A オプションを効果的に利用 

オプションは敵の弾が当たっても壊されることはないので有効に利用する。

対象物と重ねてしまうと弾が当たらないので微妙に離すと効果的である

戦艦ステージの砲台などオプションの角度の弾の発射方向が攻略の鍵となる



B 有効アイテムの選択

アイテムは上記にあげた4種類。特徴はL(レーザー)は敵を貫通して倒せる

W(ワイド)は通常弾より広範囲の敵を倒せる。B(ボム)は単発だが当たると

その近辺の敵も倒せる。硬い敵を倒すのに有効。ザコが多く出現する場面では

不利なのでレーザーやワイドを装備していた方が有効だ。



C ボス戦

オプションでザコを牽制。あるいはボスの中心核に集中攻撃。攻撃パターンを

読む。シューティングの基本である。



D 連射パッドを利用

邪道と呼ばれるかもしれないが連射するとどうしても移動の操作に支障を

きたしてしまう。かなりシビアな難易度なので連射パッドは必需品である。



E 当たり判定

当たり判定は上半身のみと思うがオプションの角度の調整に気をとられている

と操作ミスを犯しやすいので注意が必要だ。
 



全5ステージからなるこのシューティングゲーム

オープニングの世界背景のストーリー紹介などの演出面も

見逃せない。名作と駄作は紙一重。クリアした人だけが味わえる

爽快感は数ある有名シューティングゲームの上を行くと思う。



第4回

ダブルドラゴンU



カプコンの名作「ファイナルファイト」以前に最も爽快感を味わえる横スクロール

硬派格闘アクションゲームはこのダブルドラゴンUではないだろうか?

体力回復アイテムがなくノーミスクリアは難しいが、クリアした後味、爽快感

は当時の格闘アクションゲームの中でもピカイチだったと思う。

2人協力プレーが熱い!




 基本操作方法

相手が右にいる方向に対して


十字コントローラー・・・・・・・・・・・・・移動
 
Aボタン・・・・・・・・・・・・ストレートパンチ

Bボタン・・・・・相手と逆の方向にキック

A+Bボタン・・・・・・・・・・・・・・ジャンプ

ジャンプ中AまたはB・・・・・ジャンプキック


武器略奪時

相手が右にいる方向に対して

Aボタン・・・・・・・・・・・・・武器を振る
Bボタン・・・・・・・・武器を投げる  


必殺技


 アッパーカット

ジャンプ着地時、相手のいる方向(AまたはBボタン)


 回転蹴り

ジャンプ中(頂点)でAまたはBボタン 


 ジャンピングニー

ジャンプ着地時、相手のいる方向を押しながらA+Bボタン


起き上がり時アッパーカット及びジャンピングニーを出すことが出来る
 
 
コンボ

@  Aボタン×4・・・・・ストレートパンチ×3→アッパーカット

A  Aボタン×3→つかむ→投げ(Bボタンで投げ) 

B  Aボタン×3→つかむ→膝蹴り×3

C  Aボタン×3→つかむ→膝蹴り×2→投げ

D  Aボタン×3→つかむ→膝蹴り×2→上を押しながらAボタン(蹴り上げキック)

E  Aボタン×3→つかむ→膝蹴り×2→下を押しながらAボタン(背中エルボ)

F  Aボタン×3→回転蹴り

* 上記は相手が右にいる時の場合のコマンド。
左にいる時はAボタンとBボタン逆になる

相手によってストレートパンチでひるむパンチ数が
変わるので注意がいる。また中ボスには効かない。


攻撃テクニック



@ 必殺技を有効に使う

必殺技アッパーカット、回転蹴り、ジャンピングニーを思い通りに出せるようになれば
ザコならば1,2回当てるだけで倒せるようになる。使いどころが決め手。



A 起き上がり攻撃

倒された時相手のいる方向に向いた状態でAまたはBボタンを連打するとアッパーカット
を放つことが出来る。またA+Bボタン同時押しを連打するとジャンピングニーを放つこと
が出来る。狭い通路ではジャンプしてわざと天井にぶつかり、起き上がり攻撃を狙うのも
テクニックのひとつだ



B はしごの昇降時を狙う

はしごの昇降時は無防備である。そこを回転蹴りで狙い撃ちするテクニック。当然有利に
進められることが出来るが、プレーヤーもはしごの昇降時は無防備なので狙い撃ちされな
いように注意が必要。



C 落とす

ザコにしろ中ボスにしろ体力に関係なく画面下に落としてしまえば絶対的に有利な展開
が期待できる。ヘリコプター内での戦いは相手を扉の近くに誘導して時折開く扉に落とし
て戦わずしてクリアすることも出来る。



攻撃テクニック上級



@ 必殺技を有効に使う

回転蹴りを出した後着地と同時にアッパーカット或いはジャンピングニーを出す。
一画面に登場する敵キャラは2人なので囲まれても必殺技を重ねる事により有利に
進められることが出来る。



A 得点を稼ぐ

コンボのバリエーションが多数あるのでどのコンボが一番得点が高いか探してみるのも
面白いかもしれない。



B 必殺技を使わずにクリア

試したことはないが究極の高難易度ではないだろうか?ザコはともかく中ボスは
パンチを食らっただけでは倒れないのでジャンプキックを当てて倒すか落とすかして
如何にダメージを食らわないようにするかがポイントとなるはずだ。



C 必殺技のみでクリア

敵が倒れて起き上がる瞬間に回転蹴りを重ねると有効だが避けられたらアッパーカット
で当てるパターンが有効だと思われる。意外と楽な戦法かもしれない。



D ラストのボスを如何にかっこよく倒す

このゲームをクリアした人には分かると思うがラストのボスにとどめを刺すと白黒になり
モーションがスローになる。この演出だけ見るだけに何度クリアしたことだろうか!妙に
爽快感を得られる、逆にショボイ技で倒してしまうとすごく悔しい思いがしてまた最初から
やり直したくなる。かっこいい演出!
ラストのボスを如何にかっこよく倒すかがこのゲームの
最大のポイントだと思う!
ジャンピングニーで決めた時なんてしびれちゃいますよ〜!



限られた容量の中で多彩なコンボと必殺技の爽快感、2人同時プレーが出来るこのソフト。

今となっては横スクロールアクション格闘ゲーム当然の要素だがその基本となるシステム

を作り上げたのは画期的だったと思う。名作は後世まで語り継がれるであろう!


第5回

中島悟 F1 HERO



当時、数あるレースゲームの中でこれほどシビアでそして

レースマニア心をくすぐるゲームが存在したであろうか?

今でこそアナログコントローラーなるものが登場しアクセルの

微調整が出来るが、当時はそんなものが無くアクセルはON

かOFF、カーブはコンピュータの自動調整である程度曲がり

切れたが、その常識をくつがえしたレースゲームがこれでは

ないだろうか?


基本操作方法


Aボタン・・・・・アクセル

Bボタン・・・・・ブレーキ

十字ボタン左右・・・・・ハンドル

十字ボタン上・・・・・ギアダウン

十字ボタン下・・・・・ギアアップ

Aボタン+Bボタン・・・・・速度を保つ

このゲームの鍵となるのが如何にカーブで曲がれるタイヤの限界点を

見極めるかという点と、如何に的確な速度を保つかという点である!


基本テクニック



@ ハンドル操作

他のレースゲームと違い右に押せば右ハンドル全開、左に押せば左ハンドル
全開という操作ではなく、中心を軸に左右3段階に角度を変えるという感じの
操作方法である。よって十字ボタンの左右を押しっぱなしにする必要性がなく
一度押せば10°傾き、2度押せば20°、3度押せば30°保つという
感覚である。



A カーブ手前の対応

このゲームのシビアな点といえば タイヤの限界点 が忠実に再現されていると
ころオーバースピードで曲がろうとすると間違いなくスピンしてしまう。的確な速度
まで減速してなおかつスピードを落とし過ぎないように速度を保たなければならな
いのである。
タイヤの限界点・・・スピンしないで曲り切れる限界点)



B カーブ後の対応

他のレースゲームではコンピュータの自動修正によりある程度ハンドルを
切らなくても進行方向に向いてくれるがこのゲームはそんなに甘い代物ではない
ハンドルを切った分だけ戻す操作も確実に行わなければならない。



C 進路変更

実際の車でも高速スピードでハンドルを切るとスリップしてしまうが、このゲーム
でも例外ではない。高速での進路変更は禁物。加速中に急ハンドルを切るとスピ
ンしてしまう。進路変更の際はA、Bボタン同時押しにして速度を保ちながら行うと
スムーズに移動出来る。



D アウトインアウト&スローインファーストアウト

レースゲームの基本だがこの操作を確実に行えるようになればカーブでの
タイヤの限界点を考慮したうえで確実にタイムアップに繋がる。 


上級テクニック



@ ギアチェンジ(LOW)+速度を保つ(Aボタン+Bボタン)

高速テクニカルコースでは長い直線後の急カーブで減速しきれずにスピンしてしま
うことがある。通常ギアダウンすると急激にスピードが落ちて失速してしまうがこの
テクニックを使えば速度を殺さずにギアをチェンジすることが出来、ブレーキングの
細かいスピード調整ができる。



A タイヤの耐久力

当然コースアウトするとタイヤの耐久力メーターの減りが早い。メーターの減り
具合によってカーブでの限界点が変わるのでラップタイムが大きく変わってくる。
同じカーブで120Kmで曲がりきれるのと95Kmで曲がるのでは大違いなのだ。
如何にタイヤの耐久力を減らさないかがポイントとなる。


B コースの熟知

全16コースからなるこのゲーム。ギアチェンジ、ブレーキングのタイミング
絶妙なタイヤの限界点を熟知した者だけが勝利することが出来るのである! 

 


VSバトルテクニック

熟練者同士の対決はかなり白熱すること間違いなし!


@ ライン取り

このゲームは車どうしに当たり判定が無いので自由にライン取りが出来る
邪魔が入らないので同じ条件。テクニックのみが試されるのである!


A エンジン音

スタート時のギア切り替え時のエンジン音に惑わされないことがポイント
タコメーターを見てタイミングを図るとよい

B ピットのタイミング

同レベルどうしの勝敗の決め手はやはりピットに入るのタイミングでは
ないだろうか?見極めが肝心。



F1ドライバーの究極な緊張感を疑似体験できるこのソフト

リアリティーの追求ゆえに完全にマニア向けで一般には受け入れ

にくいところがあるが、ニュートラルギアも存在し本物思考派には

この上ない名作レースゲームではなかったではなかろうか?


第6回

メタルスレーダーグローリー




キャラクターの豊富な表情パターン、見ごたえのあるところどころに

ある演出デモシーン。ハイレベルな世界観をもつ広大なストーリー展開。

細部にわたる細かい演出。どれをとってもファミコン史上この作品を

超えたと思うアドベンチャーゲーム作品は存在しない。


主な人物キャラクター


日向 忠

日向 あずさ

エリナ・ファーファ

キャティー・ヴィトレイ

ギ・エンカイ

如月 やよい

ゲン・ランクル

チャーミー・グリント

結花 薫

ジフ・クレイムス

小夜子

シルキーヌ・マルソー



主要メカニックキャラクター


地球軍


GLORY (グローリー)

NUDIA (ヌーディア)

HORN DE MURM (ホーンドマーム)

HONEIL MURM (オネイルマーム)


MOON FACE・・・貨物船

T.STOKE・・・私軍母艦




異星物軍


P.O.D (ポッド)

E.P.F (イーピーエフ)

敵要塞・・・・・(?)



主な移動空間



地球

ターミナルステーション



第35居住区

第3居住区



絶賛する理由を検証


@ 人物キャラクターの表情

とにかく顔の表情のパターンが多く表情豊かで、その顔の表情と
キャラクターごとの声に似せた音が絶妙にマッチしているのだ。
これがもし声優を起用して今の機種でリメイクされたとしても感動は
半減されると思う。人それぞれのキャラクターの持つイメージが定着
されてしまうからだ。


A オープニングデモ

限られた容量の中で見せ付けてくれたオープニングのシャトルが飛び立つシーン
は滑走路から離陸して空を飛び、大気圏外を突破して宇宙圏に入るまでを
1分以上のアニメーションでリアルに表現しています。これを見ただけで
満足感でいっぱいになった記憶があります。


B 人物キャラクターの細かい演出

シャトルで飛び立つまでのアズサの表情ひとつをとっても、うきうきしている
表情がうかがえる。また、やよいがメモ書きをしている表情、小夜子が冷や汗を
流す表情などの演出はキャラクターの個性がにじみ出ている。文字で性格を
表すのが主流だったアドベンチャーゲームに対し、キャラクターの動き
によって性格を表すのは当時としては斬新であった。


C キャティを説得するシーン

ある場面でキャティを説得し人物を捜索する場面があるのだが、その説得の
条件により一緒に捜索する人数が変わる。説得というより口説くと言ったほうが
納得いくと思うが、その設定条件が絶妙なのだ。またその説得次第によって
ガールフレンドのエリナの主人公、忠に対する態度が後々まで微妙に
変わってくるところも面白いところだ。


D 回想シーン

終盤のアズサの父親の最後を思い出す回想シーンは感動的だった。
その回想シーンの中に最終兵器を作動させる鍵が隠されているとは!
アズサの声に似せた音がなんとなくそれらしく聞こえてくるのが不思議だ。


E グローリーのアニメーション

最終的にはグローリーを操縦して敵と戦う戦闘シーンになるのだが
それは後に説明するとしてグローリーの飛び立つシーンも名場面の
ひとつだと思う。キャティ、エンカイ、エリナと次々に発艦する中
忠の操縦するグローリーの発艦するシーンはリアルロボットアニメの
かっこいい演出のまま!色数は少ないもののファミコンでここまで
表現するとは恐れ入りました。


E 敵母艦の出現

敵母艦が出現するシーンは一瞬の見せ場だが相当手が込んでいた
のではないだろうか?ドラクエで旅の扉に入った時、画面が横にゆがんで
消えるという演出があったが、その縦バージョンとでもいいましょうか?
圧倒的な威圧感をみごとに表現していました。


F 同時テロップ

各要所要所で使われている同時テロップ。同時テロップとはコクピット内での
緊急放送やカウントダウン、軍用ディスクを流しながらそれについての
コメントを主人公が答えるといった1画面に2つの会話が同時に現れる
リアルタイムな状況が行われていることである。
この表現はいままでにない緊張感を演出していた。


G コクピット内の通信

2人一組で行われる戦闘。忠、エリナ組とエンカイ、キャティー組に分かれての
通信も凝りに凝っている。エンカイ、キャティー組が戦闘状態だと映像は現れず
「SOUND ONLY」と表示されエンカイとキャティーの戦闘時の会話も一部
聞き取ることが出来、リアルタイムで戦闘が行われている緊張感を
演出している。また母艦Tストークとの通信も距離が遠くなるにつれ
映像にノイズが入ってきて危機感がたまらなく良い。


H 敵キャラメカニックの戦闘シーン

敵キャラは2種類。P.O.D(ポッド)とE.P.F(イー・ピー・エフ)だ。
P.O.D(ポッド)は2門の誘導ミサイルをE.P.F(イー・ピー・エフ)は
強力なE.BALLというエネルギー体と接近戦ではレーザーソードを
使ってくる。P.O.D(ポッド)の誘導ミサイルを発射するアニメーションには
感動しました。ここまで見せ付けるかっこよさは当時としては他の
アドベンチャーゲームの一歩先を進んでいたと思う。


I ジャミング&レーザーウイップ

ジャミングとは敵の誘導弾を引き寄せて回避する方法で至近距離でないと
発動しない。レーザーウイップもまた至近距離でないと空振りに終ってしまう
この演出を見たいがために、わざわざ誘導弾を引き寄せて
使っていた。戦闘シーンの見せ場のひとつでもあり、かっこいい!


J 敵キャラのやられ方

敵キャラや誘導ミサイルがビーム攻撃で倒されるアニメーションには
様々なバージョンがあり見ている者をあきさせない。中にはビーム攻撃を
防御して反撃してくるなんて敵キャラも存在するのだ。


K 大口径ビーム砲

味方母艦Tストークの主砲を放つシーンは圧巻のひとこと。発売から10数年
たった今でも大絶賛する名場面である。母艦から敵母艦への直接攻撃を
行うと主任が決断。敵の攻撃によりレーザーエネルギーの発生率が不完全
にもかかわらずカウントダウン続行!敵母艦に対して光軸上の影響範囲内から
回避出来なかったP.O.D(ポッド)が砂のように木っ端微塵に砕け散る
限られた容量の中で、ここまで可能性を実現したソフトはこれをおいて
他にはないのではなかろうか?


L サウンド

会話しているバックに流れるバックサウンドも個人的には気に入っている。
忠がひとり敵母艦に向かう時のエリナと離されるシーンのバックミュージック
はエリナの心情を表現するかのようで心を打たれる。


M エンディング

満足感いっぱいで涙しました。当時はマルチエンディングなど凝ったものは
なく一本道のストーリーだがまた最初からやりたくなった。それは製作者の
熱意がひしひしと伝わってきたからだ。まだ見ていないシーンとか
あるかもしれない。そう思わせる数々の演出はすばらしいのひとことです。

やったね!




数あるファミコン名作ゲームの中でも演出面ではこの上ない可能性を

実現してくれたこのソフト。未だに人気が高いのは納得がいく。ただ

少量生産だったため手にしているのは、ほんの一握りの人物しかいない

のが残念でならない。オリジナルのままのリメイクが再販されることを祈る!


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