カラスミ編
相模湾に面するここ小田原の酒匂川河口付近には、夏〜秋にかけて
50〜70cmの巨大なボラが生息する。一般の釣り人には敬遠されがち
なボラだがこのクラスのサイズになると、釣ったその場で 血抜き
(ちょっと残酷だが生きた状態でエラの部分から頭にかけて親指で裂き
尾ビレを持って体内の血をだす)をすれば臭みもなくなり刺身とかフライ
にして食べると以外においしいのはあまり知られていない。ちなみに30〜
40p位だと血抜きしても臭みは取れないのでリリースした方が無難です
また、この魚のもうひとつの魅力はなんといってもボラのタマゴのカラスミ
です。カラスミは九州や台湾で有名な珍味のひとつで歯ごたえはチーズ
のような感覚で明太子とはまた違う味で酒のつまみにぴったり合います
うちでは毎年、秋の季節になると
親父が 投網 (とあみ) とよばれる網で産卵期のボラを取ってきて、
を作って食べてます。
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