モータルコンバット
Mortal Kombat T



ゲームボーイ版
スーファミ版
メガドライブ版
メガドライブCD版
ゲームギア版
北米 SNES版
北米 ジェネシス版
北米 ゲームギア版
ゲームボーイ版 1&2
北米 PSP版
ミッドウェイ・アーケードトレジャー2
(収録)
北米 PS2版
モータルコンバットデセプション
(プレミアム版、特典)
PS3版(北米PSN ダウンロード)
Mortal Kombat Arcade Kollection
(収録)

モータルコンバットアーケード クラッシックス 2019
ミニ アーケードゲーム #15
北米
プラグ&プレー版






衝撃的なMK第1作目すべてはここから始まった!


格闘ゲームブームの真っ只中1994年後半何気に買ったSFC版のモータルコンバット

キャラクターは、リューカン、ライデン、カノウ、スコーピオン、サブゼロ、ソニア、

ジョニーケージの7名、実写キャラクターという事以外特に際立ったキャラクターもないし

またつまらぬ物を買ってしまった。と思っていた矢先、あるゲーム雑誌で究極神拳特集

というコーナーをやっていた。それにはマスクを取り、骸骨の姿に変身している

スコーピオンの写真が載っていた。このゲームにこんな秘密が隠されていたのか!と

押入れ深くにしまってある埃をかぶった箱からソフトを引っ張り出して早速試してみる。

実写の大仏様のステージは妙に笑いがこみあげてくる。黄色い忍者とか水色の忍者とか

日本じゃありえないよなぁ。説明書には中国忍者と書いてあるが、舞台は日本なのか?

外国人の日本のイメージってこういう感じなのかな?と想像しながらフィニッシュヒムの声

雑誌のコマンドを入力してみるが、何も起こらずいつもと変わりません・・・大げさに

目を回しているキャラが、すってんころりん!と倒れるオーバーリアクションはいかにも

米国らしいと関心しつつ次のステージに期待を向け2本先取してフィニッシュヒムの声!

コマンドを入力してみるもののやはり出来ません・・・コマンドは間違ってないはずなのに

何で出来ないんだ?と雑誌をよく読んでみると、どうやらコマンドを入力する位置が関係

してくるらしい。密着、1キャラ分以上開ける、遠く離れて、の3パターンがあり

スコーピオンのキャラは1キャラ分以上開けてのコマンド入力だった。

敵が目を回して倒れるまでの短い時間に距離を決めてさらにコマンド入力とは

今までにない新発想だった。コマンドを入力してみると、画面背景が一転して暗くなる!

そして、かぶっていたマスクを自ら剥ぎ取り、髑髏となった顔から炎を吐き出した!

一瞬にして敵は真っ黒こげ!!これやばいんじゃない?っていうのが第一印象です。

今まで倒されて横たわっているキャラはいても、本当に殺めちゃってる格闘ゲームって

当時、これが初めてなんじゃないですかね?その驚くべき内容と、他のキャラクター

ではどんな必殺技でトドメを刺すのか?っていう期待で試したくなるのが心理。

カリギュラ効果 ってやつですね。恐怖感 と ドキドキ感、馬鹿さ加減への期待が

入り混じった絶妙であり新鮮な感覚。格闘ゲーム真っ只中でいろいろなメーカーから

登場する格闘ゲームをやり続け、勝ち負けだけに拘ったマンネリに飽きかけていた中

『生と死をかけた斬新な格闘ゲーム』 を今まで味わった事があっただろうか?

雑誌のコマンド表を見ながら、ひと通りのキャラでフィニッシュを炸裂してみる

そのバカバカしいほどの殺め技に日本のゲームでは味わえない異型のゲームに

ハマってしまっている。ハマる要因はそればかりでなく実写取り込みのキャラクター

というところにもある。一体このモデルの役者はどんなことを考えながらこんな顔をして

キャラクターを演じているんだろう?って考えると笑いがこみ上げてきてしまう。

さらにボーナスステージも人間離れした試し割りで実写画像が笑いに拍車をかける。


鋼鉄を真っ二つに割る人間離れしたテストユアマイト!


ゲームプレー時のバックで流れるサウンドも少林寺風のイメージの音楽で

ドラの音が妙にマッチしていて一風変わっている。変わった魅力に満足していると、

雑誌でメガCD版のモータルコンバット完全版は残虐規制が、かかっていない

アーケード版に一番近い出来である!と書いてあるではありませんか!

メガCDを持っていた友人がいち早く購入してお邪魔させていただき、早速画面を拝見しに

行ってみたところ、CDROM ということもあり、サウンドがかなり良い!

っていうのが第一印象でした!画面やロード時間に気になるとこがあるが、

鮮血は飛び散る、デモムービーはある、さらにモータルコンバットの

知らない一面を見れたという気がしました。それに何よりも驚いたのが

氷を操る サブゼロ が背骨抜きのフィニッシュをやっているではありませんか!

この衝撃は忘れられませんでした。

SFC版では相手を凍らせて顔面裏拳で上半身を粉々にするフィニッシュ

だったのに対しこの背骨抜きというフィニッシュは頭をつかんでそのまま引っこ抜く

という荒技で、初めて見た時は正直、身の毛がよだちましたよ。

フィニッシュに入る時の重みのある脳裏を突き刺さるような重低音で

ドゥ〜ン っていう絶望感を感じさせる効果音があまりにも衝撃的でした!

米国でこのシーンが問題になるのも分かるような気がしましたよ。

それと同時にモータルコンバットのとりこになったのは言うまでもありません。

このソフト モータルコンバット完全版 のソフトだけの為に

メガドライブ本体+メガCD本体とソフト同時購入してしまいましたよ。

こうなるとアーケード版って一体どういうしろものなんだ?と

いろいろなゲーセンを探し回ったけどさすがに見つからなくて

初お目見えは続編のUが出回っているころでした。家庭用ソフトとは

比べものにならないほど重低音で実写グラッフィックスもすぐれており、テンポもいい。

さらに勝利するとバックに写っている観客から拍手が巻き起こる

という感動づくしで即、基板購入を考えたが当時数万から数10万円と値段が高く

踏みとどまりました。しかしながら友人は、どっぷりモータルコンバットにハマリ

翌月には基板を購入したので通わせてもらいました。

ピットステージ(高い橋の上で戦うステージ)では橋から落ちたキャラクターが

トゲトゲの針に刺さっており、残虐性演出がさらに増しているのが

家庭用とは演出面が違うところです。その後もMD版(カートリッジ)

やGB版を入手するがアーケード版には及ばずコレクション的存在になっている。

メガドライブ版にはブラッドモードというのがあり、究極神拳は

アーケード版と同じ設定に出来るが、一度アーケード版の

重低音サウンドと、きれいなグラッフィックスを見てしまうと格段に差が出てしまう為

手軽にプレーするにはいいが、どうしてもチープさが目立ってしまう。

GB版はキャラがでかい為、動きがギクシャクしてしまっているし、白黒ということもあり

忍者系キャラクターの見分けが付かないのが難点でした。もうひとつ、GG版っていうのが

存在しますが、お手軽に遊べる点は評価するが操作系が難点でした。

こうしてトータル的に家庭用のMK1を見てみて私の思うのベスト1は




MDCD版モータルコンバット完全版

独特な雰囲気を一番感じ取れるMK1はこれではないでしょうか?

MK1が世に出てから数年以上経って、リメイク版がいろいろ出始めましたが、



プラグ&プレー版

こちらもかなり リファインされ遊びやすい完成度となってます。


北米PS2 MKD(特典)

北米PSP版

  PS3北米DLC
「Mortal Kombat Arcade Kollection」

アーケード版とほぼ同様のクオリティーを家庭で楽しめるという点ではこちらが最有力
Mortal Kombat Arcade Kollection ではオンライン対戦可能になっています。(2014年現在)




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