格闘ゲームの名に恥じない本格グロ格闘ゲーム
MKX登場の衝撃から早4年、2019年モータルコンバットも第11作目の発売を迎えた。
プラットホームも PS4、XBOX ONE、PC版 に加え Nintendo Switch でも発売。
今回も発売と同時にプレイしたい事もあり、PS4のダウンロード版を購入。
予約特典で ショウカーン がプレイ出来るのと オンラインβテスト に参加できる
権利が与えられ、発売前から遊ぶことが出来ました。また、容易に持ち運びの出来る
Nintendo Switch 版も本体と同時購入に至りました。
ちなみに MK11 を遊ぶにはインターネット接続必携です。システム面は大きく変更があり
RUN と コンボブレイカー が廃止され、前作、MKXとの操作方法、操作感覚も、だいぶ変わった印象です。
ゲージ関連は、スタミナゲージが無くなり3ゲージ分あったメーターが、攻撃用と防御用の2つに細分化され、
起き上がり攻撃や Amplify (旧エンハンス攻撃)、空中受身、移動起き上がり、また
攻防ゲージ複合技の Flawless Block (ジャストガード)などゲージの用途は多種多様。
ゲージの表現も視覚的に見やすくなり、管理もしやすくなりました。
また、新たなシステムとして Klushing Blow が追加され、相手の硬直時やカウンターで攻撃を
当てた際、各、部位がクローズアップされ ミニ X-RAY のような演出で大ダメージを
与える事が出来るようになりました。(発生には特定の条件、特定の箇所にもよります。)
さらに X-RAY は形を変え Fatal Blow となり、攻防ゲージ関係なく体力が少ない時に
1試合に1回のみ使用可能となりました。コンボに関しては前作MKXのような空中で浮かせた
状態での長いコンボは少なくなり、コンパクトになった印象。コンボも重要だが、刺し合いや
読み、技選択の駆け引き など、戦術性が以前に増してさらに重要になったと思います。
また、飛び道具の打ち合いによる戦い方より、今作は、近距離戦が重要視された感じがします。
キャラクターのバランスも比較的とれていて、格闘ゲームとしての質も
前作に比べ高くなったのではないでしょうか?
対戦時のロード時間も短く、ストレスを感じさせない点も高評価に値すると思います。
ただ、気になる点としては、今作はキャラクターの必殺技をエディット
出来る機能やギア装備選択がついており、もちろんオンライン対戦とかでも使用できるのですが、
オリジナルのキャラが作れる事により、それによってゲームバランスが崩れる恐れがあり、
大会などではデフォルト仕様のキャラクターしか使用できないこともあり
せっかくの新しいチャレンジ要素が、公に生かせない可能性があるのは、
非常にもったいない機能だと感じました。
アップデートで是非、全キャラどの技を組み合わせてもバランス対応できるように改善して欲しいです。
実際、非常に膨大な労力を要すると思うので無理だと思うが、素材が良いだけに本当に残念!
(最終アップデートにより一部の技を除き、どのアビリティの組み合わせでも可能となりました!)
トレーニングモードやチュートリアルも充実し、全くプレイするのが初めての人にも親切な作りとなっています。
そしてシステムの向上に目を奪われがちですが、忘れてならないのは
この モータルコンバット!
残虐性も衰えることなく今まで以上に最狂最悪であります。
ここまでくると当然のことですが、残虐規制で今作も、日本国内での発売は皆無!
最高の画像のクオリティーの高さと残虐表現は マ ジ デ ヤ バ イ デ ス!
目ん玉、脳みそ、皮はぎ、真っ二つ、ブラックジョーク・・・ect。容赦ないです!
当然の事ながら 年齢に達していない方やグロいのが苦手の方はやめておいたほうがいいです(笑)
1キャラに2つの固有 FATALITY はもちろんのこと、キャラ固有の Brutality も健在。
ステージ FATALITY も確認されており、さらに Mercy (慈悲) も存在し、フレンドシップも追加!
最狂の屈辱を味あわせる(味わう)ことも出来るようになりました。
ストーリーモードも前作以上に金が掛かっていて、トータル5時間弱の 超大作!!
この辺は、さすが大手の映画会社としか言いようが無いぐらい美しいグラッフィックス!
ストーリーも秀逸で、顔の細かい表情まで実写に限りなく近い内容となっています。
ロード時間も気にならず、このクオリティーはすごいの一言。こんなにこだわった格ゲー観たことないです!
実写に近いとはいえ元々MK自体、実写からはじまったのですが、知っている人はほんの一握りですね。
あと、Nintendo Switch 版ですが性能上、グラッフィクス処理は落ちますが、なかなか 個人の評価としては高いです。
もし PS3版で MK11 が出たとしたら、おそらく こんな感じになるのではないでしょうか?
ガッツリ腰を据えてプレイするにはPS4の方が動きもグラッフィックも 格段に上 なのですが、
何より Nintendo Switch 版は携帯機として持ち歩いてMK11が出来るという利点はすばらしい!
気軽にどこでも、ちょっとした時間つぶしにトレモが出来るのはうれしい限りです。
その際は、左側は別買いの十時キーの仕様にするのがベストだと思います。
今まで、格闘ゲームにこれほどまで細部にこだわった作りの格闘ゲームが存在したであろうか?
と、思わせるぐらい最狂で最高なグロ格闘ゲームではないでしょうか?
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